射出成形部品用自動スプル切断機は、射出成形工程においてスプルとゲート材を自動的に分離するために特別に設計された高効率の自動装置です。この機械は、供給、位置決め、切断、選別といった工程を統合しており、成形品を金型から取り出した後の手作業によるスプル処理を不要にします。これにより、自動切断、不良品排出、選別が可能となり、生産効率の大幅な向上、人件費の削減、品質の一貫性の向上を実現します。
主な機能と技術的特徴:
自動供給・位置決めシステム:成形品は射出後、自動的に機械に供給されます。振動プレート、供給レール、またはロボットアームにより、部品は切断テーブルに正確に供給され、迅速な位置決めが行われます。
高速切断機構:精密な切断工具/パンチ機構(パンチ/シリンダー駆動金型など)を搭載し、スプル除去を短時間で完了します。
自動選別/不良品排出モジュール:切断後、機械は切断されたスプル材と良品を自動的に分離し、それぞれ別の受け箱に排出するため、手作業による二次選別は不要です。
モジュール構造、迅速な段取り替え:モジュール設計により、治具、カッター、供給レールを迅速に交換できるため、異なる射出成形部品の仕様やノズルタイプに対応した生産切り替えが容易です。
インテリジェント制御と安全設計:PLCとヒューマンマシンインターフェースによる制御に加え、アラーム、安全ガード、材料切断停止機能により、安全で安定した運転を保証します。
コスト削減と品質向上:手作業による作業負担を軽減し、切断精度を向上させ、手作業によるトリミングに起因する不良品率や生産変動を防止します。
技術パラメータ:
型番:GST-WJ005A
生産能力:20~60個/分(調整可能)
電圧:AC220V
空気圧:0.4~0.6MPa
サイズ:L600×W500×H1500mm
カスタマイズ対応:可能

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