概要

　　多検体用テストカード自動組立ラインは、体外診断用(IVD)の複数テストカードストリップ/多検体用テストカードの高速自動組立のために設計されています。供給、ラミネート、包装、検査の各工程を統合し、効率的で安定したインテリジェントな生産を実現します。

　　振動プレートまたはホッパーによる自動供給方式を採用し、テストカードベース、多検体用テストストリップ、ラミネートフィルム、シーリングトッププレートを連続的に供給することで、高い供給効率と信頼性の高い安定性を確保しています。

　　テストストリップはカードに自動的に供給され、正確に位置決めされます。マシンビジョンにより、NCフィルムの欠陥、汚れたストリップ、幅の狭いストリップ、不良ストリップなどを識別し、組立品質を効果的に保証します。

　　テストストリップがベースカードに配置されると、ラミネート、ヒートシール、またはコールドプレス工程が完全に自動化され、ラミネート後にストリップが正しく配置されているかどうかを機械が自動的に判断します。

　　ライン全体はPLCタッチスクリーン制御システムと可変周波数速度制御を採用しており、簡単な操作と省エネルギーを実現しています。

　　機械全体は高強度な欧州規格構造を採用し、優れた安定性と長寿命を実現しています。

　　自動排出機構により、検査工程で検出された不良カードを自動的に除去し、最終製品の高い合格率を保証します。

　　モジュール設計により、迅速なフォーマット変更が可能で、様々なサイズの多検体用テストカードフォーマットに対応し、多様なニーズに対応します。

　　高い生産性：大規模生産環境に適しており、組立効率を大幅に向上させます。

　　高品質管理：部品識別から組立後の検査まで、綿密な管理により人的ミスを削減し、歩留まりを向上させます。

　　インテリジェント制御：集中型タッチインターフェース、視覚的なパラメータ設定、簡素化された操作により、迅速なトレーニングと導入を容易にします。

　　省エネルギーと環境保護：可変周波数速度制御と最適化された構造設計によりエネルギー消費を削減し、現代の省エネルギー生産トレンドに適合しています。

　　柔軟なフォーマット変更：モジュール構造により、異なるフォーマット、多検体用テストカードフォーマット、および様々なテストカードフォーマットの生産ニーズに合わせて迅速な調整が可能です。自動不良品排除：欠陥を自動的に識別して排除することで、手作業による検査工程を削減し、人件費を抑え、製品の品質安定性を向上させます。

　　技術仕様：

　　型番：GRK-TWD06

　　サイズ：長さ5.70m×幅2.0m×高さ1.8m

　　生産能力：2400個/時

　　消費電力：6.5kW

　　電圧：220V/380V 50Hz

　　重量：3000kg

　　カスタマイズ対応：可能